二の腕ぶつぶつ 毛孔性苔癬

二の腕のぶつぶつ「毛孔性苔癬」の原因から治し方まで

二の腕のぶつぶつして気持ち悪い。肌がザラザラして鮫肌のような状態で悩んでいる。

 

それは、毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)の可能性が高いです。またの名を、毛孔角化症(もうこうかくかしょう)とも呼ばれ、鳥肌のようにザラザラしていたり、肌に小さな突起物がある状態。

 

女性にとって、二の腕がブツブツしていると、夏場にノースリーブやTシャツ、またドレスを着ることに躊躇してしまいますよね。毛孔性苔癬は、痒みや痛みが無いのですが、やはり肌の見栄え良くなく美しくないと感じるでしょう。早く治したいと思うのは当然です。

 

この、二の腕のぶつぶつである毛孔性苔癬とは一体何なのか?原因は?治療法や治し方はあるのか?
毛孔性苔癬について詳しく解説していきます。

 

 

二の腕のぶつぶつ「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」とは?

 

気づいた時に二の腕にぶつぶつがある!
その正体は、毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)、またの名を 毛孔角化症(もうこうかくかしょう)と呼ばれます。

 

毛孔性苔癬ができる箇所には個人差が有り、二の腕だけでなく、背中や肩、ふくらはぎや太もも、おしりになどにできる事もあります。一般的な皮膚疾患で、他人に感染したり健康に大きな問題を引き起こすことはありません。

 

肌に小さな突起物ができて触るとブツブツ、ザラザラしていることが特徴。
通常の皮膚の色で、赤みや褐色系であることも。

 

これは、毛穴に角質が詰まって直径1cm以下の皮膚組織である丘疹(きゅうしん)ができたもの。
痛みや痒みがなく自覚症状は、触るまで分からないことが大半。極稀に少しの痒みを伴うこともあります。

 

毛孔性苔癬は、あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、実は身近な皮膚疾患。
小学生の子供でも発症しやすく、高学年の約20%が毛孔性苔癬を発症しています。
また思春期にかけて、発症する人数は増えますが、20代30代と大人になるにつれ、割合は減っていきます。

 

しかしながら、大人でも中々治らなかったり、大人になってから症状がでる人も。
女性多く発症しやすく、3人に1人が悩んでいるといわれています。

 

 

毛孔性苔癬の原因は?

 

毛孔性苔癬は、毛穴周辺の角質が分厚くなり、角栓となり毛穴を塞ぎ丘疹ができます。
この丘疹が、二の腕のぶつぶつやザラザラを作りだしているのです。
では、毛孔性苔癬がなぜできるのか?その原因が気になるところ。

 

毛孔性苔癬の原因は、親からの遺伝であったり、ビタミンAの欠乏、ホルモン代謝異常など様々な説がありますが、未だはっきりと解明されていないのが実情です。

 

思春期の頃や、妊婦中・出産後に発症しやすいのでホルモンバランスが関係していることも考えられます。
そして、古い角栓が詰まって丘疹ができるのであれば、肌のターンオーバーが正常に行われていないとも原因の1つとして挙げられるでしょう。また、親が毛孔性苔癬である場合、その子供も毛孔性苔癬になっている方が多いようです。

 

しかし、医療業界ではコレが原因といった確信は得られていません。
つまり、ご自身のあらゆる生活習慣や体質、環境などを考慮して毛孔性苔癬の対策をする必要があるでしょう。

 

 

毛孔性苔癬の治し方・改善策

 

二の腕のぶつぶである毛孔性苔癬を治したい!
特に、女性であればTシャツやノースリーブなど洋服から見える腕にブツブツがあったら嫌ですよね。
そんな嫌な毛孔性苔癬の治し方、改善策をご紹介します。

 

その前に、毛孔性苔癬があるならば絶対やってはいけないNGを知りましょう。

 

やってはいけない2つの禁止事項

 

二の腕をお風呂でゴシゴシ洗う・ブツブツを潰す

 

二の腕のブツブツが気になるからといって、お風呂場でゴシゴシ洗ったり、必要以上に触ってはいけません。
また、潰すと治ると考える人もいますが、絶対に潰してはいけません。

 

皮膚に刺激を与えると、黒ずみなど色素沈着、凸凹のクレーター状の跡が残る危険性があるのです。
ニキビと同様で無駄に触ったり潰すことは、決して止めましょう。

 

 

保湿しないで放置する

 

毛孔性苔癬は、保湿しないで放置しておくと肌が乾燥して角質が更に固まります。
保湿しなければ、どんどん角質が固まりブツブツが広がるなど悪化する恐れがあります。

 

つまり保湿ケアは必須でもあり、また改善策として最適なのです。
角質が固まった末に丘疹ができて毛孔性苔癬となるので、保湿ケアすることによって角質を柔らかくすることができます。

 

角質を落として保湿するには、尿素入りのクリームなどあらゆる種類のケア用品が売られております。それら保湿クリームなど使用することが改善への近道。

 

毛孔性苔癬は、自然と治ることもありますが長期化や悪化させない為にも早めに保湿ケアすることをおすすめします。
自宅で簡単にケアできるので、治し方や改善策で一番簡単なケア方法となります。

 

 

毛孔性苔癬の皮膚科での治療法

 

毛孔性苔癬は、皮膚疾患ですので皮膚科での診療ができます。
治療には、保険が適用できる治療と、適用外の治療の2パターンが選べます。

 

皮膚科で保険適用される治療

 

一般的に皮膚科で毛孔性苔癬の治療は、診察後に薬を処方されます。
角質が固まったそして、古い角栓が固まった丘疹を溶解する必要があるため尿素やサリチル酸が配合された軟膏やクリームが処方されます。

 

尿素やサリチル酸は、角質を柔らかくし取り除く作用があります。
この薬を肌に塗ることで、二の腕のブツブツを抑える効果が期待できます。

 

その他、漢方のハトムギ(ヨクイニン)を処方されることもあります。
このハトムギには、角化症であるイボなど突起物などに効果を発揮します。

 

保険適用での治療は、治療費が安く済みますが、完治まではある程度日数がかかることがあります。

 

 

保険適用外の治療

 

保険適外の治療は、皮膚科やクリニックで行えます。
主にケミカルピーリングやレーザー治療となります。

 

ケミカルピーリングは、肌表面の角質を薄く剥がす効果があり塗り薬よりも即効性があります。ピーリングも継続的な治療が必要になります。

 

レーザー治療は、皮膚にレーザーを照射することで、深層から皮膚組織を刺激してターンオーバーを活性化させて、改善に導きます。レーザー治療も即効性がありますが、数回に渡って治療を受ける必要があります。

 

ケミカルピーリングやレーザー治療に至っては、保険適用外となりますので、治療費が高くなることがデメリットです。
しかし、ブツブツが酷い場合や、即効性を求めるならばおすすめです。

 

私の二の腕ぶつぶつ体験談

ある日、何となく二の腕を触るとザラザラした肌触りがしました。えっ何?と思って鏡を見ると、肌に小さなブツブツができていたのです。
初めはニキビが沢山できたのかと思いましたが、痛くも痒くもありませんでした。

 

ブツブツが気持ち悪くて、何の病気か調べた所、毛孔性苔癬ということがわかりました。確かに、幼い頃に同じクラスの女の子が同じようなザラザラした二の腕をしていたなと思い出しました。

 

子供から大人まで毛孔性苔癬になる人がいるようですが、20代後半で女性の私がなるとは思ってもみませんでした。自然に消えていくようですが、ファッションを楽しみたい女性にとって二の腕がぶつぶつしているなんて死活問題です。

 

そこから毛孔性苔癬の治し方を必至で調べたのです。
レーザー治療やピーリングなど医療クリニックや皮膚科で施術は治療費が高額で、何度も通わなければなりません。私は早く簡単に治す方法を探していたので、レーザーやピーリングの治療は諦めました。

 

そこで尿素入りのクリームが良いと市販のニノキュアやフェルゼア、ザラプロなどといった二の腕のブツブツに効果があるというあらゆる薬を塗りました。しかし、色々と薬を変えすぎたのか、私にはそれほど良い結果が得られませんでした。

 

更に調べていくと、毛孔性苔癬には保湿することが肝心であると知ったので、二の腕のブツブツ専用の保湿クリームジェルを使用することに。
飽き性の私ですが、今度こそマメに毎日塗ることを決意しました。

 

塗って1日や2日で治るというような即効性は、ありませんでしたが1ヶ月が経った時、二の腕のブツブツが気にならなくなっていることに気づきました。「あっ保湿するとブツブツも改善に導かれるんだな。」と確信した瞬間だったのです。

 

毛孔性苔癬という言葉は知らなくても、二の腕や背中、太ももなどの皮膚のブツブツに悩んでいる女性は沢山いると思います。
そんな時、毛孔性苔癬を疑い、肌のケアをすること意識して下さい。

 

ブツブツを改善に導くのは、保湿することが何より大切。美しい二の腕になって、素敵なファッションを楽しみましょう。